オトナの栞


ノk|‘−‘)





(た´ー´)<栞菜ちゃん

ノk|‘−‘)<あ、おっちゃん、





(た´ー´)<ハタチになったね、誕生日おめでとー

ノk|^−^)<うん、ありがとう♪





(た´ー´)<今、大阪にいるんだね、良かったらうち来る?

ノk|‘−‘)<行きたいけど、おっちゃんの迎えに来る時間て電車まだあるのかな。





(た´ー´)<まあ、朝までには着くでしょ

ノk|T∇T)<歩くんすか、栞菜明日も舞台あるから、てかバイクがあるよね





(た´ー´)<そう、舞台で来てるんだね

ノk|つ∇T)<そうそう、





ノk|つ−‘)<おっちゃん、金曜日仕事早上がりだから、来てくれると思ったのに

(た;´ー´)<去年、大阪で舞台あったら是非とも駆けつけるって言ってたもんね、申し訳ない。





从;・ェ・リ

ノk|‘−‘)<あれ、花音ちゃん

(た;´ー´)<どうした?





从;´ェ`リ<ごめんね栞菜ちゃん、コイツ今かにょん以外にお金使ったら爆発するようになってるにょん

(た;`T∇T)ノ<なってねーよ

ノk|T∇T)<あうあう(コイツて…





□ □





ふと、栞菜ちゃんについて考える。今年℃-uteは武道館でライブを行う。今もファンの一部で、栞菜ちゃんのいない℃-uteを受け容れられなくて、ライブには行かないというような信念めいたものが抱かれているようだ。もちろん、僕はそんな一部ファンの不器用なところを理解はしているつもり。だけれど、いつまでもそれでいいのかな、何てことも同時に思う。


栞菜ちゃんは℃-uteを離れる手前に、復帰を予定しながら離脱していた期間があった。その時は僕も願掛け的に、栞菜ちゃんがいない間のリリース曲は栞菜ちゃんが復帰してからの購入にする、というような考えを抱いたりしていた。でも実際は栞菜ちゃん復帰を待たず購入していたように思う。


果たして現在もその時と同じスタンスを取って良いものかと考える。今はもう、栞菜ちゃんは別のフィールドで、特に舞台に力を入れて頑張ってる。栞菜ちゃんを想って今の℃-uteへの応援にブレーキを踏んでしまうのは、栞菜ちゃんをいつまでも縛り続けることになるのではないか、栞菜ちゃんがそれを望んでいるだろうか。僕はそんなこと望んでないと思う。今の℃-uteを今の℃-uteとして応援すればするほど栞菜ちゃんは自由になってゆく。僕はそんな風に思う。そして僕は今の、演技に頑張る栞菜ちゃんもずっと応援してゆきたいと思う。



今回は縁が弱く、舞台へ足を運ぶことができなかった。けれど、栞菜ちゃんは大阪まで来たんだ。かつては地元だけの舞台だった、それが大阪でも公演するような舞台に参加できるようになった。栞菜ちゃんの努力の結果なんだと思う。また縁もあるだろう。栞菜ちゃんが今のように頑張り続けるかぎり。僕はただここにさえいればいいのだ。栞菜ちゃんのハタチの1年もまた飛躍の年でありますように。